
こちらは、女優の吉行和子さんですね。
2025年9月2日にお亡くなりになりました。
今回は吉行和子さんについて調べてみました。
目次
プロフィール
- 生年月日:1935年8月9日
- 出身地:東京都
- 職業:女優、エッセイスト
- 所属事務所:文学座 → 退団後も舞台や映画、ドラマで幅広く活動
経歴
- 1955年、文学座付属演劇研究所に入所。
- 1957年、舞台「三年目」で初舞台。
- その後、舞台・映画・ドラマで活躍。上品で柔らかい雰囲気から、母親役やおっとりした役柄を多く演じる一方で、芯の強い女性役も多い。
- エッセイストとしても活動し、日常のユーモラスな視点で綴った文章が人気。
家族
- 父:吉行エイスケ(小説家)
- 母:吉行あぐり(美容師、美容界の先駆者)NHK朝ドラ「あぐり」のモデル
- 兄:吉行淳之介(芥川賞作家)
- 妹:吉行理恵(芥川賞作家)
→ 文学一家・芸術一家として有名。
結婚歴はなく、独身を貫いています。
主な出演作
- 映画:「名もなく貧しく美しく」「秋津温泉」「家族ゲーム」など
- テレビドラマ:「渡る世間は鬼ばかり」「はつ恋」ほか
- 舞台:文学座を中心に多数
人柄・エピソード
- 明るくユーモアのある語り口でバラエティやエッセイでも人気。
- 『徹子の部屋』や『鶴瓶の家族に乾杯』などにもたびたび出演。
- 年齢を重ねても朗らかで気さくな姿勢が「理想のおばあちゃん」としても親しまれている。

吉行和子さんの素敵なお写真です。舞台女優としての凛としたオーラが伝わってきますね。
交友関係(芸能界の友人)
冨士眞奈美さん・岸田今日子さん
吉行さんは、このお二人と深い友情で結ばれていました。
舞台共演をきっかけに仲を深め、三人でしばしば旅行を楽しむほどの親密さだったそうです。
「スペイン、台湾、上海などを旅した友人で俳優仲間、冨士眞奈美さん(左)と岸田今日子さん(中)。」
(Web eclat, korokore.com)
冨士さんとの俳句を通じた交流もあり、吉行さんが俳句に興味を持つきっかけになったことも語られています。たとえ性格や趣味が異なっていても、その違いを笑って楽しめる関係だったとのこと。(korokore.com, Web eclat)
ピーコさん(服飾評論家・タレント)
吉行さんは、ピーコさんの“親友”としても知られていました。番組での共演や吉行さんが寄せた直筆の手紙からも、お互いを尊重し合う信頼関係が伝わってきます。
吉行さんはピーコさんについてこう綴っています:
「ゲイは噂が出ただけでマスコミから消される時代に、二人は堂々と名乗りを上げて、それからの時代を変えていきました。」(めざましmedia)
その他の関係
また、バラエティ『徹子の部屋』で語られたところによると、相撲観戦のお気に入り力士・若隆景を通じて、冨士眞奈美さんと盛り上がるなど、親しいやりとりも多くあったようです。(korokore.com)

最近の活動(晩年までの精力的なご活動)
- 直近の映画出演
2025年2月には映画『あなたの息子ひき出します!』の撮影に参加。これは吉行さんにとって晩年のスクリーン出演となりました。(テレ朝NEWS)
さらに、2026年2月公開予定の『金子文子 何が私をこうさせたか』などにも出演予定でした。(テレ朝NEWS, 映画.com) - 執筆活動
親友・冨士眞奈美さんとの往復書簡を銀座のタウン誌『銀座百点』で執筆されており、これが吉行さんの最後の公的な仕事でした。(テレ朝NEWS) - 亡くなる直前までの活動
肺炎のため2025年9月2日にご逝去される約10日前まで、入退院を繰り返しながらもお仕事に取り組まれていました。(テレ朝NEWS)
総まとめ
分野 | 内容 |
---|---|
交友関係 | 冨士眞奈美さん・岸田今日子さんとの旅行や俳句、ピーコさんとの親友関係など、多彩な友情を育まれていました。 |
晩年の活動 | 90歳近くまで映画出演や執筆など精力的に活動。心身の状態が厳しい中でも、創作への意欲を失わなかった姿が印象的です。 |
吉行和子さんは、晩年まで第一線で活躍され、友人とのかけがえのない時間を大切にされていました。
彼女の生き方は、多くの人にとって人生を豊かにするヒントになると思います。
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