「御三家」と呼ばれた 橋幸夫さん・西郷輝彦さん・舟木一夫さん の生涯・代表曲・エピソードを、できるだけ詳しくご紹介します。

目次
橋幸夫(はし ゆきお)

生涯と活動
- 1960年に「潮来笠」でデビュー。以後、「いつでも夢を」「霧氷」など多数のヒット曲を連発し、60年以上歌手として活躍しました。「紅白歌合戦」には19回出場し、トリも2回務めました。(nikkansports.com)
- 2023年80歳の誕生日(5月3日)に引退を表明。しかし、2024年春には活動再開し、「生涯現役宣言」を掲げて歌への情熱を再燃させました。(オリコン, スポニチ Sponichi Annex)
代表曲
- 「潮来笠」(デビュー曲)や「いつでも夢を」「霧氷」は特に有名で、日本歌謡界を代表する名曲です。(nikkansports.com, enka.work, AWA)
- 近年では、1984年の楽曲「絆」が韓国でヒットし、韓国人歌手ZEROとのセルフカバーもリリースされました。(CDJournal)
エピソード
- 歌手引退後は書画の道に進み、美術活動を展開していましたが、ファンの応援を受けて「歌いたい」と決意し、謝罪会見を開いて復帰。涙とともに笑顔でステージに戻った姿は多くの人の胸を打ちました。(オリコン, スポニチ Sponichi Annex)
西郷輝彦(さいごう てるひこ)

生涯と活動
- 1964年、17歳で「君だけを」で歌手デビューし、新人賞を受賞。続く「十七才のこの胸に」「星娘」など青春歌謡を次々とヒットさせ、昭和の若者たちのアイドルとなりました。(東京新聞, 読売新聞)
- 紅白には10年連続出場し、「遠山の金さん」などの時代劇俳優としても知られるように。60年代に注目された“御三家”の一角として長く人気を保ちました。(読売新聞, 東京新聞)
- 2022年2月20日、前立腺がんのため75歳で逝去。(読売新聞, 東京新聞)
代表曲
エピソード
- 当時の雑誌やテレビなどで「御三家」として称され、ライバルというより仲間として競い合い、共に青春歌謡を盛り上げました。(東京新聞)
- 俳優としてドラマ「どてらい男」や大河ドラマ「独眼竜政宗」などにも出演。歌手だけではないマルチな才能を示しました。(東京新聞)
舟木一夫(ふなき かずお)

生涯と活動
- 1963年、「高校三年生」でデビューし、レコード大賞新人賞を受賞。紅白歌合戦にも多数出場し、青年歌謡界のトップアイドルとしての地位を築きました。(AWA, プレスリリース・ニュースリリース配信シェアNo.1|PR TIMES)
- その後も映画・舞台・ドラマにも出演し、多方面で活動。
- 2023年には芸能生活60周年を迎え、全国ツアーを精力的に展開。ライブ映像のベストも多数リリースされています。(プレスリリース・ニュースリリース配信シェアNo.1|PR TIMES, nhk-ep.com, Apple Music – Web Player)
代表曲
- 「高校三年生」がデビュー曲で代表作。他にも「学園広場」「銭形平次」「哀愁の夜」「初恋」など、多くの青春歌謡をヒットさせました。(nhk-ep.com, AWA, Apple Music – Web Player)
エピソード
- 2023年のツアーファイナルでは、「後期高齢者を励ます会にようこそ(笑)」とジョークを交えながら、78歳になっても元気にステージをこなす姿に感動の声が寄せられました。(プレスリリース・ニュースリリース配信シェアNo.1|PR TIMES)
- 2023年には、初CD化・配信化される過去の未発表楽曲を収録した「レア・セレクション1963–1977」もリリースされました。(プレスリリース・ニュースリリース配信シェアNo.1|PR TIMES)
まとめ比較表
名 前 | デビュー年・代表曲 | 軌跡・活動ハイライト |
---|---|---|
橋 幸夫 | 1960年「潮来笠」 | 60年以上第一線、引退→復帰、生涯現役宣言、韓国でもヒット。 |
西郷輝彦 | 1964年「君だけを」、「星のフラメンコ」 | 若者アイドルとして紅白10年連続、俳優へ転向。2022年逝去。 |
舟木一夫 | 1963年「高校三年生」 | 60周年ツアー実施、マルチに活躍、未発表曲も発掘・発表。 |
橋幸夫さんが2025年9月4日、82歳でお亡くなりになりました。
ご冥福をお祈りいたします。
コメント